今回は厚岸町と浜中町、標茶町の蓋です。
先ず厚岸町の蓋です。
厚岸町は人口10千人の漁業と酪農業が主産業の町です。町の歴史は江戸時代からと古く水産都市として発展してきました。アサリ、牡蠣、昆布の水揚げ量が多く、特に北海道の牡蠣の産地として有名です。10月に開催される「あっけし牡蠣まつり」は連日大盛況で期間中に4万人以上の参加者があるそうです。
16・厚岸町






町の鳥セグロカモメと町の木エゾヤマザクラの花、厚岸大橋がデザインされています。展示用で終末処理場に有りました。



17・厚岸町2








菖蒲がデザインされた汚水枡です。

次に浜中町の蓋です。
浜中町は人口6千人の漁業と酪農業が主産業の町です。霧多布湿原では6月から9月にかけて様々な花が咲いて湿原を彩り花の湿原と呼ばれており、全国で5番目の広さの湿原です。北部の内陸部で生産される牛乳は高品質で、ハーゲンダッツアイスクリームや北海道カルピスの原料として使われているそうです。これらの地名読めますか?「後静」、「奔幌戸」、「羨古丹」、「貰人」、「恵茶人」。
341・浜中町









霧多布大橋がデザインされています。


は・浜中町11







町の鳥エトピリカと町の花エゾカンゾウがデザインされています。




は・浜中町3








牛とエゾリスがデザインされています。

続いて標茶町の蓋です。
標茶町は人口8千人の酪農業が主産業の町です。網走刑務所の前身の釧路集治監が設置されたことが町の始まりだそうです。近代は南部の塘路湖周辺の観光開発が進み、冬季はJR釧網線の釧路駅と標茶駅の間を「SL冬の湿原号」が走ります。
174・標茶町







町章と町の木ナラの葉、ドングリがデザインされています。次の蓋と共に終末処理場に有りました。


175・標茶町3










難読地名は、「しりしず」、「ぽんぽろと」、「うらやこたん」、「もらいと」、「えさひと」と読みます。
続きます。