今回からオッホーツク振興局管内の蓋を紹介します。
先ず北見市の蓋です。
北見市は人口124千人の農業、林業、商業、観光業が主産業のオホーツクエリアの中心都市です。2006年に端野町、常呂町、留辺蘂(るべしべ)町と合併して、旧市町はそれぞれ自治区と称しています。北見自治区は戦前はハッカの大栽培地で世界の7割を生産していました。玉ねぎの生産量は全国一で国内生産量の25%を生産しています。牧場と食肉処理場があることで人口一人当たりの焼肉店数が全国一だそうです。常呂自治区にはアイヌ民族文化と違うオホーツク人文化の遺跡が数多く残されています。(司馬遼太郎が「街道をゆく」(オホーツク街道)に書いています。)ホタテの養殖で有名ですがカーリーングの日本代表選手が数多く輩出していることでも有名です。この地名を読めますか、「生顔常」。
旧北見市の蓋で屯田兵舎がデザインされています。いずれも北4~6条、西4~6丁目の歩道にありました。
旧北見市の蓋で屯田兵舎がデザインされています。いずれも北4~6条、西4~6丁目の歩道にありました。
探し続けましたが見つからずに市役所に提供してもらいました。旧市役所庁舎と火の見櫓がデザインされています。古い蓋で市役所も設置場所を把握してないそうです。
北見自治区に在る「ハッカ記念館」と端野自治区で生産される玉葱、有名選手を多数輩出した常呂自治区のカーリング、留辺蘂自治区に在る世界最大級の「からくりハト時計」がデザインされています。2015年にデザインが変わり、カラー版は大雪大通りの市役所の前のバス停に在るこの一枚だけです。
北見市の代表スポーツ・カーリングをしている様子がデザインされています。2018年韓国・平昌冬季オリンピックで「LS北見」が銅メダルを獲得したのを記念して制作されたそうです。「アドヴィックス常呂カーリングホール」の入口に有りました。
旧端野町の蓋で1996年の開基100年記念の蓋です。端野駅前の歩道にありました。
薄荷工場がデザインされています。春光町2に有りました。
旧常呂町の蓋でホタテと鮭がデザインされています。展示用で常呂総合支所に有りました。
少しデザインが違います。
旧留辺蘂町の蓋で町の花躑躅とキタキツネがデザインされています。展示用で留辺蘂総合支所に有りました。
難読地名は「もいこつねい」と読みます。
続きます。