今回は月形町と浦臼町、新十津川町の蓋です。
先ず月形町の蓋です。
月形町は人口4千人の農業が主産業の町です。1881年(明治14年)に樺戸集治監(刑務所)が設置され、囚人は外役作業で上川国道(R12)の開削に従事して北海道開拓の基礎を担いました。また、ここには月形刑務所がありますが、集治監の流れを汲むものではなく、中野刑務所の廃止に伴って設置されたそうです。
253・月形町








町名と町章がデザインされています。

次に浦臼町の蓋です。
浦臼町は人口2千人の農業が主産業の町です。ワイン用のブドウの栽培では、栽培面積と収穫量の両方で日本一だそうです。坂本竜馬縁の人がこの地に眠っているそうです。「晩生内」という地名があります。読めますか。
46・浦臼町






町の木桜とブドウ、ワイングラスがデザインされています。展示用で役場に有りました。

続いて新十津川町の蓋です。
新十津川町は人口7千人の農業が主産業の町です。1889年(明治22年)に奈良県十津川村で起きた十津川村大水害の被災民(600戸、2500人)が入植、開拓した町です。町民は今でも奈良県十津川村のことを「母村」と呼んでいるそうです。
210・新十津川町




展示用の蓋で蛙の雨宿りがデザインされていますが、町との関連性は不明で調査中です。町内には無彩色のものが設置されています。役場に有りました。

難読地名の読み方は「おそきない」です。
続きます。