今回から山梨県の蓋を紹介します。
今回は市川三郷町の蓋を紹介します。
旧市川大門町の蓋で障子越しに見える笛吹川に架かる太鼓橋と「神明の花火」がデザインされています。和紙の生産が平安時代から続いているそうで障子がデザインに組み込まれています。花火は武田氏の狼煙に始まったとされており、武田氏の滅亡後に徳川家康が優れた技術を積極的に取り入れて、江戸時代には甲斐市川の花火は常陸水戸、三州吉田と共に日本三大花火に数えられていました。
旧三珠町の蓋で町の花藤と牡丹がデザインされています。初代市川團十郎の縁の地で市川團十郎家の裏家紋が牡丹だそうです。
旧六郷町の蓋で町章と判子がデザインされています。六郷町は判子の街で文字が篆書体で書かれています。
続きます。
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